《おもちゃドクターからのお願い》
■おもちゃを修理に出す前に電池のチェックを
おもちゃを使っているうちに電池の性能が低下すると、動かなくなったり、動きがおかしくなったりすることがあります。修理に持ってこられたおもちゃに、新しい電池に交換するだけで直るケースが多くあります。
電池を交換するときは、一部の電池だけを交換するのではなく、全ての電池を新しいもの (できれば同一メーカー品)に交換してください。見た目に新しくても性能が劣化してしまったものもあり、出来れば電池チャッカーで電池の電圧を確認してください。
しばらくおもちゃを使わないときは電池を外しておいてください。使っていなくてもおもちゃに入れたままの電池は性能が低下します。 特にアルカリ電池は、機構上劣化が進むと内部の電解液が漏れだし(液漏れ)、おもちゃに重大な被害をもたらす恐れがあります。
なお、この漏れ出した電解質は強アルカリ性ですので、万一触れた場合にはすぐにきれいな水で十分洗い流してください。
液漏れを起こしたおもちゃは修理が必要ですので、おもちゃ病院にお持ちください。